• TOP > 
  • 講習会・企画 > 
  • 第4回学生選書ツアー:こんな本を選んできました!
第4回学生選書ツアー:こんな本を選んできました!

 本屋さんでこんな本を選んできました!

2010年10月8日から17日に実施された第4回学生選書ツアーでは、30組44名の参加者のみなさんが「図書館にあるといい!」という637冊の本を選んでくれました。今回購入した本の一覧は以下の選書リストでご覧ください。

また、今回購入した本は学生選書本として、図書館1階閲覧カウンター前の  学生選書コーナー  に展示されています。中部大学に所属する教職員、学生のかたには貸出も可能(2冊/2週間)ですので、ぜひご利用ください。
また、参加者のかたに選んでいただいた本のなかから何冊かオススメを紹介していただきました。

【参加者のオススメ】


わたしたちのオススメ本を紹介します!

 ぼくのメジャースプーン
書名:ぼくのメジャースプーン
著者:辻村 深月

主人公は、不思議な力をもった小学生の男の子。大事な友達の心に深い傷をつけられ、彼は犯人への復讐を考えます。チャンスは一度だけ。力の使い方を教えてくれる先生とともに、一週間というわずかな時間の中で、彼が考えた復讐の方法とは・・・・・・。真剣に悩む主人公たちを通して、命の重さや罪と罰、復讐について、いろいろと考えさせられる作品です。これを機会に、復讐の仕方について、真剣に考えてみてはいかがですか?
(応用生物学部 1年)

[]
 化物語
書名:化物語
著者:西尾 維新

死にかけた吸血鬼を助けたために、「吸血鬼もどきの人間」となった主人公の阿良々木暦と、その周りの、同じように怪異に出会った少女たちの物語です。作者自身が「趣味で書かれた小説です。」と言っているように、わりとマニアックな発言も多いですが、個性豊かな登場人物達や、テンポのよい言葉遊びのような会話がとても魅力的です。この作品は発売日順に言えば、『化物語(上)・(下)』、『傷物語』、『偽物語(上)・(下)』、『猫物語(黒)・(白)』と続きますが、話の時間軸で言えば、『傷物語』や『猫物語(黒)』は、『化物語(上)・(下)』よりも前の話になります。
(応用生物学部 1年)

[]
 インシテミル
書名:インシテミル
著者:米澤 穂信

すべては、おかしなアルバイト求人から始まった…。さまざまな思惑から、そのアルバイトに応募し、集まった12人のモニターたち。自給十一万二千円。七日間、二十四時間監視。「暗鬼館」という名の施設の中に閉じ込められ、行われる驚きの「人文科学的実験」の内容とはいったい……。次々と引き起こされる事件、そして参加者たちによる謎解き。あなたは、参加者たちの嘘や推理に惑わされることなく、すべての謎を解くことができますか?
(応用生物学部 1年)

[]
 キャットフード
書名:キャットフード
著者:森川 智喜

一攫千金を目指す化け猫が考え付いたのは、人間の肉を材料にした「キャットフード」を作ること。材料となる人間を、コテージに見せかけた工場におびきだし、新鮮な肉を加工するという悪魔の計画だった。しかし、試運転のために呼び寄せた四人の人間の中に、人間のふりをした化け猫ウィリーが紛れ込んでいた。ネコ社会の法律により、ネコを殺すことは許されない。ウィリーは人間を守るため、自身の正体を隠すことができるのか?猫たちが会議をしている姿を見かけたら、もしかしたら、殺人をたくらんでいるのかもしれません。
(応用生物学部 1年)

[]
 ロマンス小説の七日間
書名:ロマンス小説の七日間
著者:三浦 しをん

主人公は、ロマンス小説の翻訳を仕事とする女性。でも現実世界で彼氏とうまくいかないために、翻訳にも影響が表れ始め、ハッピーエンドになるはずのロマンス小説が、だんだんと暴走し、おかしな話になってしまい……。もはや翻訳ではなく、創作となってしまった小説は、ハッピーエンドとなることができるのか。そして現実世界での恋の行方は。最後まで目が離せません。現実世界と小説、二つの恋の物語を楽しむことができます。
(応用生物学部 1年)

[]
 免疫学がわかる
書名:免疫学がわかる
著者:夏 緑

この本はぱっと見て、すぐに分かりやすいと思い選びました。私は免疫学に興味があります。しかし、難しい専門用語だらけの専門書では学ぶ意欲が下がってしまいます。この本では初心者でも分かるように説明してあります。本文中にはイラストがあり、イメージしやすくなっています。説の終わりにはまとめとして、漫画が掲載されています。実際、私は講義で免疫学の一部を学んだとき、この本が役に立って、理解しやすくなりました。学習に最適の一冊です。
(応用生物学部 2年)

[]
 現代語訳春画
書名:現代語訳春画
著者:早川 聞多

春画には詞書が入れてあり、その文を読んではじめて、本当に春画を楽しむことが出来ます。詞書には、当時の価値観や生活の様子が端々にちりばめられており、浮気、嫉妬、先生と生徒など、今も昔も変わらない男女の恋愛模様が、日本ならでわの言い回しで巧みに描写されています。この本では、そのような詞書を現代語訳にしているため、誰が読んでも分かりやすいものになっています。また春画は、私たちが一般的に考えるような若い男性の性欲を刺激する目的としてのポルノグラフィーだけではなく、性そのものが持つ楽しみや幸福が上手く描かれています。描かれる対象も老若男女問わず、行為を楽しむ夫婦とその子供が一つの図の中にあるという、今では考えられないようなものもあります。しかし、そのように「家族」を描いた春画があるということは、春画が一般庶民に広く好まれていたことを裏付けていることになるのではないでしょうか。私が最初に春画を見たときは「日本ってすごい!」と感動しました。ここまで大胆に、かつ細かに人の感情を描き出した春画と、それを楽しむ江戸時代の人々を想像して、ますます江戸の文化と春画に興味を持ちました。みなさんがこの本を手始めに、春画の魅力をもっと知りたいと思って頂ければ嬉しいです。
(国際関係部 2年)

[]
 うたおうマザーグース  上
書名:うたおうマザーグース  上
著者:キディー・キャット

マザーグースは欧米でいう日本の子守唄や遊びの歌、童謡などのこと。本書にはそのマザーグースを歌ったCDも付属しているので小さい子供の英語学習の導入にピッタリかもしれません。私たちが幼いころから口ずさんでいる歌があるように、思わず忘れられないたのしい曲がたくさん収録されています。たとえばインシーウィンシースパイダーやメリーさんの羊など。言葉遊びや手遊びの仕方もついているので、リズムを聞いて遊んでいたら英語もなんだか楽しくなってきちゃいます。とても身に入りやすい曲ばかりなので子供はもちろん、大人や児童英語に興味がある人に大変オススメな1冊です。
(国際関係学部 4年)

[]
 女の子のための現代アート入門
書名:女の子のための現代アート入門
著者:長谷川 祐子

現代アートのアーティストと作品を多数紹介している1冊です。「これがアートだと呪文をかけ声明を出すことでアートになってしまう。(第一章より)」と著者が言うように現代アートには多種多様なものがあります。だから時としてこの作品はどう見たら良いのだろう?と悩む時があります。そんな時に作品の見方の手助けになる1冊かもしれません。また現代アートに興味を抱いている人、ぜひ読んでみてください。今まで出会ったことのない世界と出会えるかもしれません。女子だけでなく男子にもおすすめの1冊です。
(応用生物学部 3年)

[]
 忘却の整理学
書名:忘却の整理学
著者:外山 滋比古

頭脳を整理し、頭を働かせるには忘れることが必要である。何かを覚えるとき、一度覚えて、忘れたらまた覚える、それを繰り返すことでしっかりと脳に記憶されることは知っている。この一度忘れるというプロセスの大切さを考えさせられるのが本書である。色々な情報で脳が溢れかえっていては思考の邪魔になってしまう。一度忘れることで整理し、情報を洗練していく。頭の中をシンプルに整頓することで、より情報を詰め込める。忘却とは頭を整理する工程なのである。忘れることの大切さを教えてくれる一冊です。
(人文学部 2年)

[]
朝鮮の歴史・先史から現代
書名:朝鮮の歴史・先史から現代
著者:田中 俊明

私は、「朝鮮の歴史・先史から現代」という本を推薦します。この本は、朝鮮の時代の先史や高句麗や朝鮮王朝などが時代の流れに沿って書かれています。どの時代も読んでいておもしろかったのですが、私が特におもしろいと思ったのは、朝鮮王朝の時代で、どうして、どのようにして季成桂が建国したか?、その当時の身分制度はどのようなものか?、といったことも書かれています。また、写真や年表があり、分かりやすいし見ていて楽しいです。朝鮮に関心のある方、朝鮮に旅行に行く予定のある方、本はあまり読まないという方もぜひ読んでみてください。ハマること間違いなしです!
(工学部 1年)

[]
 雷桜
書名:雷桜
著者:宇江佐 真理

生後間もなく攫われ、15年後に狼少女として帰還した娘・遊。御三卿清水家の当主ではあるが、人を信じられず心の病を抱えた斉道。斉道が遊のいる里へ静養にやって来たために2人は運命的な出会いを果たす。性格も身分もまったく不釣り合いの2人であるが、自然の中でお互い心を開き結ばれていく。しかし所詮は身分違いの恋。自分たちの運命を2人がどう切り開いていくのか。自分の幸せ、相手の幸せ、家族の幸せ、お家の幸せ…何を大切にしてどう生きていくのか。果たして二人の選んだ道は…人が人を愛することの切なさと喜びが伝わってくる美しい小説でした。ぜひ読んで、愛について、愛する事について考えてみて下さい。
(生命健康科学部 1年)

[]
 13歳からの反社会学
書名:13歳からの反社会学
著者:パオロ・マッツァリーノ

みなさんは、落ちているお金を拾ってそれだけで暮らしていけると思いますか?誰でも一度はそんな事を考えたことがあるのではないでしょうか。でも、それを実際に調べたことはありますか?おそらくないのではないかと思います。この本は、筆者と中学生2人との対話形式で、そうした突飛な思いつきを実際に調べる際の要点や、そのやり方の解説を通して、昨今の情報化社会を如何に生きるべきかについて取り扱っています。「13歳からの」というタイトルから「幼稚な内容なんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、数字が人を騙すトリックについての解説など大学生の読書に十分耐えられる内容で、非常に面白く読むことができます。腰をすえてじっくり読む本ではなく、作業の合間に気軽に読む本だと思います。とてもためになる本ですので、どうか手にとってみてください。
(人文学部 2年)

[]
 芭蕉めざめる
書名:芭蕉めざめる
著者:光田 和伸

松尾芭蕉は幕府隠密だったという説がある。この説は芭蕉の専門家の中では与太話であるというのが定説として挙げられている。しかし、この本では芭蕉が隠密であったと考え、隠密になったときから私たちの知っている芭蕉になったのだと述べられている。そして、そのことについて芭蕉の生い立ちや当時の状況などに触れながら書かれていて、大変わかりやすく、内容も面白い。また、この本は大変読みやすいため、本が苦手な人でも楽しんで読むことができる。ぜひ一度手にとって読んでもらいたいと思う。
(人文学部 2年)

[]
 [書類・手帳・ノート]の整理術
書名:[書類・手帳・ノート]の整理術
著者:小西 七重

選書中、とあるコーナーで偶然見つけたこの本。何故か目に止まったので手に取ってみた。タイトルから興味が湧き、少し読んでみる。図解なので見やすく、項目が細分化され、更にカラー印刷なので読みやすい。この本は主にビジネスマンを読者対象に取っており、整理術のポイントや、よくしてしまいがちなミス、更には実際に現場で活躍している人に取材、アンケートを行った結果なども掲載されている。この本の中で整理術は、ファイリング術・手帳術・ノート術の三つに分けられている。「ファイリング術で書類を整理する」、「手帳術で情報を整理する」、「ノート術で思考を整理する」といった具合だ。しかしファイリング術では、書類だけでなく机のレイアウト方法、パソコンのファイルの整理方法、名刺やカバンの整理方法まで網羅されているし、ノート術に至っては我々学生にも即座に使えるだろう。更に例え仕事に関するテクニックであってもこれから就職するにあたっての参考にできるだろう。言われてみればその通りだなと思う事でも知っているのと知らないのとでは差が出てくるので、一度は目を通しておいた方が良いと思う。これは、「仕事のミスの85%は整理術次第で解決できる」と言ううたい文句からも窺う事ができるだろう。
(工学部 2年)

[]
 ひぐらしのなく頃に解 祭囃子編
書名:ひぐらしのなく頃に解 祭囃子編
著者:竜騎士07

昭和五十八年の雛見沢の大災害の犯人が、なぜ大災害を起こす結果になるのか、それが全て分かる解決編の話しです。そして犯人の動機や物語の裏側が、全て繋がる物語です。「さあ、最後の昭和五十八年を始めましょう」
(人文学部 1年)

[]
 ゲート  接触編

書名:ゲート  接触編
著者:柳内 たくみ

突如東京銀座に現れた「異世界への門〜ゲート〜」ゲートから出てきた異世界の軍勢は銀座で殺戮のかぎりを尽くした。事件後政府は異世界に自衛隊を派遣。向こう側のゲート周辺を確保し異世界の調査を開始する…主人公伊丹輝司と第3偵察部隊の面々、異世界で出会ったハーフエルフのテュカ、魔術師レレイ、亜神ロゥリィらとの奇妙な異世界調査が始まったのであった。戦国時代、太平洋戦争など小説内で大活躍の自衛隊ですが今度は時空も次元も通り越して異世界へ行きます!!破天荒な設定ですが自衛隊の武器のスペックは厳格で緻密です。自衛隊、ファンタジー好きは是非読んでみてください!この紹介文では伝えきれない奥深さがここにはあります。
(人文学部 1年)

[]
 「日本で2番目に高い山」はなぜ話題にならないのか?
書名:「日本で2番目に高い山」はなぜ話題にならないのか?
著者:杉本 和隆

なぜ日本で二番目に高い山はなぜ話題にならないのか。それは二番では話題になる要素として弱いからです。人は一番でなければ覚えてくれません。しかし一番になるのはなかなか難しいことです。みんなが知っている存在にするにはどうしたらよいのでしょうか。噂・口コミを有効的に使う様々なアプローチがこの一冊に濃縮されています。ソフトバンクのお父さん犬、PRIDE、AKB48……。一度は聞いたことのある様々な名前が出てきます。まったく無名の物が小さな工夫で誰もが知っている定番商品生まれ変わっているのです。広告に興味がある人はもちろん、魅力的な自己アピールがしたい方や読者を増やしたいブロガーやツイッターユーザーの方。とくにそれらに興味がなくともとりあげられる 実例は誰もが知っている事ばかりなので気軽に読んで面白い本です。
(経営情報学部 2年)

[]
 精霊の守り人
書名:精霊の守り人
著者:上橋 菜穂子

1996年に刊行されて以来、老若男女からの指示を集める異世界ファンタジーの第一弾。ファンタジー系に多い洋風の世界観ではなく、東洋系のファンタジーなため親しみやすい。細部まで想像出来るほどに詳しい記述に、細かく練られた矛盾のない設定は文化人類学者である上橋菜穂子ならではといえるのではないだろうか。壮年の女用心棒バルサ、強制的に〈精霊の守り人〉という責任を背負わされた第二皇子チャグムを中心とした魅力的なキャラクターが否応なしに巻き込まれていく運命と時代の奔流。話は一皇国の問題にとどまらず、やがて精霊の世界の問題にまで発展していく。児童文学だから、冊数が多いからと忌避せずに、是非一度手に取っていただきたい。
(人文学部 1年)

[]
泣き虫ハァちゃん
書名:泣き虫ハァちゃん
著者:河合 隼雄

臨床心理学者であった河合隼雄さんの最初で最後の自伝小説です。男ばかり六人兄弟の五番目にうまれた城山隼雄(ハァちゃん)は感受性豊かで負けず嫌い。悲しいことや悔しいことがあるとすぐに泣き出してしまう男の子だが家族や周囲の人々に見守られ新しい出会いと体験を繰り返して少しずつ成長していく物語です。15ページほどの短いエピソード十二話で構成されており、空いた時間にさくっと読めて心が温まるとても良い本です。イラストレーターの岡田知子さんが描くきれいな水彩の挿絵もまた、温かみがあり物語の雰囲気を引き立たせています。ぜひ一度読んでみてください。
(人文学部 1年)

[]
 絵暦 ― 江戸の365日
書名:絵暦 ― 江戸の365日
著者:沢田 真理

明治時代の一つ前、昔といったら昔だが、そう遠くはない昔である江戸時代。その頃の文化は現代にもその風情をほんのりと残しています。そんな江戸時代のある一年をイラストレーターの沢田真理さんが絵暦という形で色鉛筆を使って鮮やかに描き出しています。淡い色のカラフルなイラストが満載の絵暦はなんと文字まで色鉛筆で書いた手書き。この本は奥付を除いた全てが手書きなんです!季節の節目や神事に今よりも造詣が深く、自然と調和して楽しい暮らしをしていた江戸の人々生活の一部をかわいいイラストで見ることができます。そこには知らない文化だけでなく七草の日、お彼岸、七夕、酉の市などの現代に残る文化も紹介されています。しかし、それらも少しずつ現代の人々の間から忘れかけられています。そんな忘れられつつある江戸の文化を少し除いて見てはいかがでしょうか?豆知識やおかずのレシピも載っていてちょっと面白いです。
(人文学部 1年)

[]
 生活図鑑
書名:生活図鑑
著者:おち とよこ

初めて親元を離れ一人暮らしを始めた大学生たちの悲惨な「衣食住」を知り衝撃を受けた著者が生活の基礎をまとめた本です。慣れない一人だけの生活をする人向けのガイドラインとして衣・食・住で分けられ丁寧に解説されています。ご飯の炊き方や服のたたみ方、掃除の仕方といった基礎的なことから、料理・物の修繕・健康管理のように一歩進んだことまでこの本一冊でカバーしてくれます。10年以上前に執筆された本なので一部情報が古い箇所もありますが、ほとんどは今までも通用する役立つ情報が掲載されています。これからも一人暮らしを始める人も、今一人で生活している人も必見の一冊です。
(人文学部 1年)

[]
 鉄輪
書名:鉄輪
著者:藤原 新也

世界中を旅する写真家・藤原新也が思春期を過ごした大分県別府市の温泉町鉄輪での一時を自身が撮影した写真を添えて記した自伝小説です。昭和の半ば、高校生の著者は一家で電車に乗りながら鉄輪へと移り住むところから物語が始まり、徐々にそうなった経緯を露呈させながら鉄輪での生活が始まります。写真で見る鉄輪の風景は湯煙で薄暗く、望まず居所を移し、そこで将来の夢を模索することになってしまった著者の心の影が見られます。著者の青春の一片を書いた短い文章と文章にあわせた情景を写した写真とを交互に見せる構成は特徴的で、若い頃の著者が鬱屈としながらも人との出会いや挫折を通して人生の道を拓いていく青春小説です。ぜひ一度読んでみてください。
(人文学部 1年)

[]
 死ぬな生きろ
書名:死ぬな生きろ
著者:藤原 新也

写真家・藤原新也の風景写真集です。著者が四国を巡る旅を通して遭遇した一つの物語をきっかけに「言葉」、「心」、「命」をテーマにした美しい風景写真をメッセージを込めた著者自らの書と共に掲載せいています。それをただ見るだけでも十分に楽しめる本ですが、書と写真の連続の最後には著者がお遍路の途中に出遭った一組の親子の物語が文章で書き記されており、表題であり本書の中にもたびたび出てくる「死ぬな 生きろ」という言葉の由来、「心を捨てる」ということの真意が書き出されています。この文章を読み終わってからもう一度書と写真を見直すとなおこの本を楽しめます。厚いほんですが写真が満載なのですぐに読めます。ぜひ一度読んでみてください。
(人文学部 1年)

[]
 江戸10万日全記録―実録事件史年表
書名:江戸10万日全記録―実録事件史年表
著者:明田 鉄男

101,835日にも及ぶ江戸時代に起こったあらゆる事件を年表の形で網羅した辞典のような分厚い本です。現代なら新聞に載るような犯罪、事故、自然災害、一揆、流行、流言などが大小様々、大惨事から珍事件まで年ごとに詳しく書かれています。一部の出来事は各ページの下段に【よみうり・瓦版】としてさらに詳しく説明されており江戸時代を知る資料として大変役に立ちます。年表の後には当時頻発した敵討や心中などの事件をテーマごとにクローズアップしてその記録を詳細に紹介しています。また、図録も豊富で索引も簡単な解説付きの親切な作りになっています。暇な時間にパラパラ読むにも、江戸の歴史に興味を持ってがっつり読むにも最適な良書です。ぜひ一度読んでみてください。
(人文学部 1年)

[]
 そして誰もいなくなる
書名:そして誰もいなくなる
著者:今邑 彩

名門女子校天川学園の創立100周年を祝う記念式典で、高等部演劇部はアガサ.クリスティの『そして誰もいなくなった』を上演した。だが、劇の最中に生徒の一人が本当に亡くなってしまう。その後も演劇部員が台本の筋書き通りに殺されていく。部長の小雪と演劇部担任向坂先生は、姿なき犯人に立ち向かうが...。最初、“この人が犯人かな?”と思ったら全然違う方向に向かっていきまさかまさかの転換に息を呑みこんでしまった。怪しい登場人物はいる。だが、物語はどんでん返しの繰り返しで最後の最後まで目が離せない小説です。人を殺すとはどうゆうことか,手を下していなくても殺したい人が死んでしまったら憎んでいた人を裁けるのか...読み終わった後、思わず考えてしまうかもしれません。

(人文学部 1年)

[]
 まんが寄席
書名:まんが寄席
著者:前谷 惟光

落語は難しい,言っていることが全然分からないなどなど。「落語=年寄りの趣味」と考えている人もいると思う。この本は、古典落語と明治・大正のころに創作された落語を、漫画にしたのと噺を1ページに文章にまとめてあるのが織り交ぜてあるので、初心者から落語が好きな人にもオススメな本です。落語の登場人物は決まっているけど、誰も憎めないキャラで現代社会に廃れたり無くなっていることがあらためて見えてくるかもしれない。
(人文学部 1年)

[]
 君の思いは必ず実現する
書名:君の思いは必ず実現する
著者:稲森 和夫

この本は人生に迷った時、つまづいた時にぜひ読んでほしい本です。京セラを設立し、現在名誉会長である稲森さん自身が今まで苦労したこと、嬉しかったことなどの体験談を踏まえながら私たちに訴えかけているのでとてもわかりやすく読むことができます。僕が印象に残った文は「いつも明確な目標を持ち、それに向かって、地味な努力を重ねていく」この文から「やればできる」「あきらめるな」と、著者からのメッセージが聞こえ、元気が出るからです。人生に迷ってしまった時ぜひ、読んでみてください。
(国際関係学部 1年)

[]
 SMOKIN' BOYS SMOKIN' GIRLS
書名:SMOKIN' BOYS SMOKIN' GIRLS
著者:Martijn Van De Griendt

この本は「タバコを吸っている人」が題材となっている写真集で、世界各国の若者のタバコを吸っている姿がスナップのような形で載っています。ストリートでたむろする若者や、海を眺めながらタバコを吸う若者、マクドナルドでタバコを吸う日本人もいます。何故この本を薦めるかというと、僕の中で「タバコ」というのは体に害を与えるだけのものと、認識していたのですが、アートという形で登場することで「こんなにも見え方が違うのか」と驚き、面白かったからです。タバコの悪い部分を見ようとせず、写真として見てみてください。外国人が好きな人、タバコが好きな人、写真が好きな人、ぜひ一度手に取ってみてください。
(国際関係学部 1年)

[]
 全国版 戦国時代人物事典
書名:全国版 戦国時代人物事典
著者:歴史群像編集部

名古屋のお出迎え武将で知っている人が多いかと思いますが、戦国時代が今密かなブームになっていると思います。しかし某ゲームや漫画に出てくるキャラがそのまま歴史の投影とは限りません。好きな戦国時代の人物がどのような人だったのか、またどのような道を歩んだのかを正しく知って、その人を理解してもらいたいので、この本を選びました。家紋や花押、全国の勢力マップなどがついていて、とても見やすいと思います。是非読んでみてください。
(応用生物学部 3年)

[]
 トワイライトシリーズ
書名:トワイライトシリーズ
著者:ステファニー・メイヤー

この本は、アメリカワシントン州フォークスへ引っ越してきた少女ベラと、そこで彼女が出会った完璧な容姿を持つヴァンパイア・エドワードとの許されない恋を描くラブファンタジー小説です。このトワイライトは映画化もされており10代の少女を中心に絶大な人気を誇るので少しでも興味があるかたは、ぜひ読んでください。
(工学部 1年)

[]
 凶鳥の如き忌むもの
書名:凶鳥の如き忌むもの
著者:三津田 信三

「凶鳥の如き忌むもの」は、僕が今まで読んだミステリー、そしてホラーの中で一番面白い本です。ぜひ読んでください。この作品は年末のミステリランキングに必ず入ってくる刀城言耶シリーズの第二長編で、最高傑作です。今最も評価されているミステリーシリーズです。このシリーズの特徴は戦後の日本の僻地で起こったまるで横溝正史のようなおどろおどろしく、なおかつ人間じゃないものが起こしたとしか思えない事件を、怪奇小説家刀城言耶が解決していくというものです。ジャンルとしてはミステリー+ホラーです。民俗学的な話がよく登場し、勉強にもなります。僕は人文学部ですが、民俗学の授業で聞いたような話がちらほら出てきて楽しめました。この作品の舞台は瀬戸内海の絶海の孤島、鳥坏島。この島では十八年前に“鳥人の儀”という儀式が行われたが、その最中に一人の少女を残して全員が姿を消した。必死に姿を隠し生き延びたその少女は暴れまわる赤い目の女“鳥女”を見たと語った。そして刀城言耶が訪れた今年、その生き残った少女を巫女に“鳥人の儀”が行われる。そして閉ざされた孤島でまたしても不可思議な連続殺人が発生する。その続きはぜひ本を読んでみてください。
(人文学部 3年)

[]
 コーチ論
書名:コーチ論
著者:織田 淳太郎

うさぎ跳び、走りこみ。―昔の熱血野球漫画にでる練習方法だけど、実際の効果はどうなの?「私の言う事を聞いていればできる」―自分自身のことなのに、自分でやれないの?「がんばればやれる。」―皆と同じ方法で、全員がうまくなれるの?向き不向き。得て不得て。それは、ヒトそれぞれでしょう?自分が必要なものを、自分が必要なだけやれたら。経験がないでしょうか、過去に言われたことにまだ従っているとか。習慣と固定概念は日々の生活では気づけない。スポーツの本としてだけでなく、思い込みから抜け出すきっかけをつかめる本です。
(応用生物学部 3年)

[]
 すべてがFになる
書名:すべてがFになる
著者:森 博嗣

数多く小説を世に出している著者の第一弾!推理もの。注目はレギュラー陣が個性的なところ。心理描写が流れるように紡がれて、トリックより記憶に残ります。「存在するか!」と、つっこめる女生徒。質問を受けたら、まず定義から延々と話すであろう大学の先生。まわりくどい。愛知県出身の著者が、ストーリー上でに地元の地名を使っています。是非、ご確認あれ。理系って、こうなのか?いや、違うと思いたい。こんな人達、実在したらどうしよう。
(応用生物学部 3年)

 All Rights Reserved, Copyright © 1996-2011 CHUBU University MIURA Memorial Library